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2024.06.01

【座談会】ライフイベントと共に新大陸でいきいきと働き続けるために必要なこととは?

新大陸は、ビジョンを共にする仲間が性別・国籍・年齢関係なく活躍できる組織を目指しています。 入社後に結婚や出産を迎えて勤務体制が変わったり、不妊治療や介護などと勤務を両立させたり、それぞれのライフスタイルを送る新大陸の仲間たち。ライフイベントを大切にし、家庭を大事にしながら、組織に貢献したい!成長したい!と願うメンバーが揃っています。 今回は、先ごろ結婚してこれからさまざまなライフイベントを迎えるメンバーが、既に出産や子育てを経験している仲間に、持つべき視点やこれから取り組むべき課題について質問をしていく――そんな座談会になりました。 <パネラー紹介> 石上 朋穂(大阪オフィス・営業)顧客に寄り添う提案で社内外から厚い信頼を得る。一方で先輩としても新人にきめ細やかなサポートを行うエース営業ウーマン。写真左上 中野 尊(大阪オフィス・ディレクター)深い洞察力と多彩なアイディアで、成功ナレッジを次々と生み出す敏腕ディレクター。一昨年、双子の父となる。写真左下 織田 史子(福岡オフィス・制作)クリエイティブチームで制作業務やマニュアル作成などリーダーシップを発揮しながら、2人の子どもの受験勉強にも寄り添う。写真右下 山本 好乃(浜松オフィス・人事)採用・研修企画を行う。一昨年、初の出産を経験。産後8ヶ月目に復帰し、フルタイム勤務。写真右上 ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ 石上:入社した頃は独身だったので、全力で仕事する毎日でしたが、結婚を期にこの先のライフステージについても考えることが増えました。会社の制度・環境だけでなく、社内の風土やカルチャーをどう作っていくべきかというのが、このところのテーマです。 クリエイティブチームは、子育てをしながらパートタイマーとして就業している人が多く、支え合いながら仕事をしている様子が印象的で、お子さんがいてもパワフルに働いている方が多いと感じます。ディレクターチームや営業チームにもこれからライフイベントを迎えるスタッフが多いので、生かせることがないか、クリエイティブチームのお話を伺いたいなと思っています。 織田:テレワーク制度の導入は大きかったなと改めて思います。テレワークのおかげで、子どもの夏休みや学校行事、急なお休みなどに対応できるようになりましたし、学童を利用しなくて良くなりました。パートスタッフは主婦が多いので、そういう制度を整えようとする動きがスムーズにできてきましたよね。 働く時間に制約はあるけれど、何かあった時は休みやすいし、休んでも誰かがフォローしてくれる環境があるから、自分も誰かに何かあったら頑張ろうと思えるんです。クリエイティブチームには、“助け合う”という風土がありますね。 石上:営業やディレクターは顧客接点があるという性質上、「自分でなければ」という思いもあり、仕事が俗人的になりがちなんですが、これから妊活や出産を控えたメンバーもいることを考えると、より一層そういった風土を醸成していきたいなと思いますね。最近は、どうやったら休んだ人をフォローできるのか、など部内やリーダーと話し合う機会も増えてきています。  山本:私も産後8ヶ月で復帰しましたが、やはり最初は子どもが熱を出したり、自分が子どもから風邪をもらったりして、産前よりも体調コントロールが難しくなり、どうしてもお休みしなければならない日もありました。そんな時は、同チームのメンバーが面談などの業務を代わりに行ってくれて、すごく助けられましたね。 外勤の方はお客様との接点も多くあるので、相互フォローなどの難易度は高くなるのかもしれませんが、外勤の方が復帰されてもうまくやりくりできる組織体制を作っていきたいですね。 石上:ディレクションチームはどうですか? 中野:現状では、あまりそういったことをメンバー同士で話し合ってはいませんね。ただ、ディレクターは裁量が大きい職種なので、ライフスタイルに合わせて仕事ができる環境が作りやすいとは思います。その分スケジュール管理などをしっかりすることが必要になってきますけどね。時間管理ができるようになれば、自分の成長の時間に当てたり、育児の時間に当てたりすることができると思います。 石上:裁量が与えられている分、勤務の仕方はフレキシブルで、本来的にはプライベートや家庭との両立もしやすいはずなのに、実際は「そんなことしていいのかな?」と思ってしまう節もあるんですよね。営業職は「昼間はアポがとりやすいから、真昼間から会議するのはやめよう」という潜在意識があるのか、夕方以降の会議や打ち合わせを設定しがちです。他の拠点や部署はどうですか? 山本:浜松は出勤時間が本当にバラバラ。お子さんを送ってから出社する男性スタッフもいますね。自分の周りにはママさんが多く、18時過ぎると周りの人が「早く帰らなくてもいいの?」と気遣って声をかけてくれたので、帰りづらいということはなかったですね。部署や拠点によって年齢構成や男女比、育児経験者の数も違うので、社内でも実際の感じ方はまちまちかもしれません。 織田:営業部内で前例がないのなら、石上さんが作っていけるし、それってすごく良いことだと思う!新大陸には、「決められた道を行かないといけない」ということがないから、自分で切り開いていけるって思っているよ。 石上:実際に営業チームではそんな話を良くするようになりましたね。  山本:チームのみんなが、石上さんに営業メンバーとして活躍し続けてほしいと思っているからこそだと思います。 石上:こういう話ができる環境があること自体が良いなと思いますね。この座談会の機会がなかったら、まだ営業チームで話題になることはなかったかもしれません。 ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ 中野:たくさんの会社を知っているわけではないけれど、新大陸はかなり働きやすい環境であると感じますね。その分、僕たちは「働く」ということや「成長していく」ということに対してもポジティブになっていかないといけないと思います。ただただ「働きやすさ」だけが下支えになってしまう環境だと、会社と個人、双方の成長が続かないと思いますね。 次のステージに上がるには、「環境」と「自分の仕事に対するポジティブさ」の両方が必要なのかなと思います。“新大陸っぽい人”は、実際そうしていますよね。 山本:産休前は遅くまで残っていた時もあったんですけど、復帰後は18時にちゃんと帰るようになりました。必要に迫られてですが(笑)。その分、短い時間の中でも影響力を発揮できたり、他のメンバーが納得感を持てるように、自分の専門性や実力を高めていかないといけないという良い緊張感があります。これも皆さんが支えてくれたからですね。 中野:新大陸では制約のある人が、かえって活躍できているなと感じることもありますね。限られた時間の中で生産性を高めているように見えます。ダラダラ時間をかければ良いというものではないですし、時間がないから成長できないというわけでもないと思います。 山本:そうですね。16時で仕事を終わらせてサッと帰って、成果を出しているような先輩・上司が側にいた方が、自分もそうありたいと憧れて頑張れると思うんですよね。 石上:入社当時は時間の制約なく取り組んでいたけれど、結婚して早く帰りたいと思うようになって、逆に生産性は上がっていると思います。以前よりも確実に業務量は多くなっているんですけどね。だから今の中野さんの言葉も刺さりました! メンターを任されて営業を教える立場になった時、自分ももっと勉強をしてメンバーにアウトプットしたいと思ったし、それがすごく楽しく感じるようになりました。 中野:新大陸の良さって、誰かのためにと思って行動ができるところだと思います。逆に「あれやれ、これやれ」という社風だったらこんなにパフォーマンスが出せていないと思いますね。むしろここにいないかも(笑) 山本:一人ひとり、結婚・出産後の仕事にかけたいウエイトも、家庭のサポート環境も、それまでの経験も全く違うので、どういった働き方が良いという正解が一つではないのが人事としては難しいところです。ただ、個人としては、どういう環境であれ生産性を高めながら限られた時間でも成果を出す努力は必要だなと思いながら働いています。その前提で、長期で働ける環境を皆で作っていきたいと思っています。 ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ 石上:周囲の友人の話を聞いたりして、なんとなく子育てのイメージはあるけど、中野さんの子育て(双子)ってどういう感じなのか気になります。 中野:双子だからといって、大変さは単純に2倍にはならないかな。1.7倍くらい(笑)。双子は、どうすればいいかセットで考えられるからね。夜泣きとかあるけど、生まれたばかりの時がちょうどコロナ禍で全社的にテレワークだったので、すごく助かりましたね。でもまあ、世のお父さんは育児やっているって言っても、「8:2」で奥さんがやってることの方が多いんじゃないかなとも思いますけどね。 石上:中野さんが実際8:2の2だったとしたら、それを「8:2だよ」と正直に言えるのって素敵だなと思いますね。うちは旦那さんの帰宅時間が遅いので、ワンオペになってしまう可能性もあるんですけど…以前、営業会議が長引いてしまったときに、男性の営業メンバーが「もう子供をお風呂入れなきゃいけないからオレ抜けるわ」と言って帰った時があったんです。その時に「良いパパやなぁ」と思いましたね。そういった子煩悩パパがいるのって良いですよね。 中野:新大陸って、正社員は朝9時ぴったりに来なくていいじゃないですか。9時から会議があることってほとんどないですしね。それがすごく助かりますね。朝の送り迎えの時って、必ず何か事件が起きるので。 石上:今後は、自分が手をあげて取り組んでいかないといけないなぁと思っています。業務とは別軸で、女性として直面するいろいろなことを良くしていきたい、サポートしていける環境を作っていきたいですね。 織田:どんな風にもなれるというか、前例がないからこそ、ご本人次第でどのようにでも広げていける環境ですからね。女性も男性も、いつまでも働きやすい会社であってほしいなと思います。  中野:新大陸は色々なタイプの人がいるから、自分とは違ったライフスタイルや属性を持った人と接したり、気持ちを想像しながら働くことはとても大事ですよね。そういうことができる人が新大陸には沢山いるという印象です。 山本:マーケティングって、自分とは違った属性のペルソナ・ターゲットのことを考えることが必要だから、その習慣が生かされているのかも! 中野:そうですね!日々、仕事もプライベートも妄想しながらやっていますね(笑) 織田:中野さんが言ってくれた、「自分とは違う人のことを想像する」「制限があるからこそ自由になれる」という感覚は、私も日々大事だなと思っていたので、今日お話が聞けてよかったです。 「編集者より」 初めて経験するライフイベントに対して、全く不安なくキャリアを考えられる人は稀だと思います。新大陸はまだまだ発展途上のベンチャー企業なので、前例や自分にぴったりくるロールモデルは探しても見つからない、というケースがほとんどです。 そういった中でも一人ひとりが自分らしい成長を実感しながら、長期的にいきいきと働けるように、選択肢を提示できる組織でありたいと思います。そして、働いていく私たちは、「自分がどうしたいのか、どういう力を身につける必要があるのか、何ができるのか」を考え続け、自立したビジネスパーソンでありたい、改めてそう感じる座談会でした。

2024.04.01

【座談会】人事と現場リーダーが語る、新入社員研修への熱い想い

新卒でも、業界未経験者でも半年〜一年でお客様に貢献できるWebマーケターを目指せる新大陸。しかし、新大陸の扱うWebマーケティングの範囲は広く、常に進化しつづける業界であることから、習熟にはかなりの努力を要します。実際に入社してから、どんな壁にぶつかったのか、それを超えた今、新たに加わってくれる仲間には何を伝えたいのかを新大陸の先輩たちにありのままを語ってもらいました。 <パネラー紹介>・木野 裕也 (営業チームリーダー・プロデューサー)2017年新卒入社。現在は営業チームリーダーとして、新人育成やメンバーマネジメントにも携わる。 ・小倉 武史 (大阪チームリーダー・プロデューサー)2018年中途入社。前職ではインテリアショップのバイヤー・MD職として直営店舗運営、店舗マネージメントを経験。現在は大阪チームリーダーとして、新人育成や教育の仕組み作りを担当。 ・大野 司(人事・採用チーム)2018年中途入社。大手小売業で店舗責任者、エリアマネージャーを経て、各種研修の企画運営に携わる。新大陸でも人事として採用と研修企画を担当。 左から(大野・木野・小倉) Q1.皆さんが入社した当初、新人研修はどんなものでしたか? 木野:2017年当時、新大陸の営業は私一人だったんです。あつさん(代表)がまだ前線で営業をしていた時に入社して、正直新人研修というものはあってないようなものでしたね。3冊、営業の本を読んで、あとはOJTという形でした。 でも、現場ですぐに貴重な経験が積めました。まだ名刺のない状態であつさんに同行、入社1週間で営業に出ていました。当時はロープレという文化もなく、ほとんどが自己流。営業以外の仕事、文章の校正やライターさんとのやりとりも23社やらせてもらっていました。 自分で契約をいただくことができたクライアントを「担当したいです!」とあつさんに伝えたら、そのままディレクションまで任せてもらえました。 それが嬉しくて、会社の看板に傷がつかないように、猛烈に勉強しましたね。思い返せば大変だったけど、むしろそれを求めて入社したからこそ、とてもやりがいはありました。 小倉:自分が入社する2ヶ月前くらいに、今の新入社員研修の型が出来上がったと聞いています。今に比べると、コンテンツも荒削りな部分は多かったですね。今は動画視聴で好きなタイミングに自分が知りたいテーマを受講できるけど、講師の先輩社員をその都度アサインして講義を行ってもらうスタイル。現場で活躍するリーダーたちに対面で色々と教えてもらえた経験は大きかったですね。 一方で現場でわからないことに直面した後に、研修を受けることもありました。学びはひたすらOJT、という印象でした。特に先輩ディレクターの中野に同行して、「中野イズム」を学んで行きました。研修やマニュアルは今より整っていなかったけれど、先輩に丁寧に教えてもらいました。システム化はされていなかったけれど、色々な人にレクチャーしてもらえた環境だったと思います。 Q2 入社当時はどんなことが大変でしたか? 木野:正直、今も当時も大変なことが何かは変わらないです。とにかく常に勉強していくこと。入社当時はお客様に成果を返すことが目的だったけれど、今はリーダーとして、課題にぶつかっているメンバーにも道を示してあげなければならないので、勉強する目的が増えた実感はあります。 小倉:前職では小売(インテリア雑貨)のスーパーバイザーを勤めていたので、新大陸に入って新しい仕組みや提案作り上げるスピード感に最初はついていけなかったです。クライアントの成果を出すためには、色々な選択肢があって、どれを選択してディレクションするのか、自分なりにしっかり考えて決めても、本当に成果がでるのか、日々プレッシャーを感じていました。前職は小売だったので、日商やもっと細かい時間単位での売り上げを意識してマネジメントしていたんです。でも新大陸のサービスは長期で企業のファンを育むことを目指すので、半年、1年、3年と、もっと遠くを見据えて今の施策を提案する必要がありました。その視野の切り替えが大変でしたね。 でも、クライアントの社長が持つ「2〜3ヶ月後の売り上げがどうなるかわからない」という切実な気持ちも理解しながら、中長期の施策と今やるべき施策を提案できるのは、自分の強みだとも思います。 Q3 これから新入社員を迎えるにあたって、研修を受けてどう成長をして欲しいか、また教育担当として、研修をどうブラッシュアップしていきたいか、教えて下さい。 大野:段階を踏んで成長できるようにもちろんサポートしていくのが基本ですが、皆さんの自主性・主体性も大事にできる研修内容を考えています。自身も前職でメガネの大手チェーンでスーパーバイザーの仕事をしていたので、入社間もないアルバイトの人にも1ヶ月で仕事を覚えてもらう必要があって、がっちりオペレーショナルな研修プログラムを組んでいた経験があるんです。新大陸に入社した後、新大陸にもそれを当てはめたような研修のあり方をあつさんに提案したら、「答えを与えすぎてしまうのはよくない」と諭されたことを今でも覚えています。 正解を与えすぎず、自力で成長できるような余白を残しておくことも忘れないようにしなければなと思います。必要な知識やスキルが身につくようにシステム化して教育を標準化することと、新入社員の方が自ら考えていってもらうことのバランスを意識しています。 小倉:私も大野さんの考え方に近いかな。基本的には目まぐるしく変化するweb業界の特性上、常にマニュアルも研修もアップデートされていないといけない。一方で、スキルや知識も大事だけど、コンサルタントとして、そして新大陸のスタッフとして、普遍的に大事にしていく部分も伝えていかないといけないと思う。 変わっていくことをポジティブに捉えられる人材や、お客様の売り上げに当事者意識を持つなど、物事の本質をきちんを理解できている人材を育てていきたいですね。1年後には扱うサービスが大きく変化している可能性もある新大陸だからこそ、「考え方」や「価値観」を大事に扱って、カルチャーを伝承していけるように努力していきたいです。 木野:将来は独立したい、こんなビジネスをやってみたい、というように「個人個人がどんな人材になっていきたいか」にフォーカスして支援している環境がすごくいいと思っています。結果的にその人が実現したいことが会社の成長につながっていき、良い循環が生まれると思います。 あと、みんな貪欲に成長したいと思って働いている環境がいいですよね。どんなに運動が苦手な人でも、強豪校で練習するのと、弱小チームで練習するのとでは訳が違うと思うので。仕事でも、よりレベルの高い環境に身を置いて学んでいくことが大事ですよね。それができるメンバーが集まっているのは、人事が厳選して採用をしてくれているからこそだと思います。 Q4.採用時点や入社直後で意識していることはありますか? 大野:スキルや実績ももちろん大事なんですが、過去にどんなマインドで学業や仕事に向き合っていたか、新大陸に入社いただいても同じベクトルで働いていけるか、そのあたりを意識して見るようにしています。 小倉:新入社員の方が採用された時に大事にしていることは、まずはミスマッチを起こさないこと。「自分が思っていることが新大陸で実現できない」と感じてしまう状態にならないようにコミュニケーションをしていく必要があると思っています。よく言われるレンガ職人の話に通ずることですが、「なぜこの仕事を経験する必要があるのか」を背景と共に伝えて、本人の目指す姿とも連続していることを認識してもらうように意識しています。 木野:自分は営業の仕事を直接教える立場にあるんですが、俯瞰的に組織全体を見ることが大切だと皆に伝えています。営業は営業の仕事だけではなく、契約後にお客様と対峙していくディレクターの仕事や制作の仕事など、それぞれのポジションの仕事の難しさや価値を一緒に理解していかなければならないと思っています。 Q5,振り返ってみて、これからはもっとここをよくできるのではないかと思うことは? 大野:メンター制度※のような「OJTの仕組み化」をより強化していきたいですね。新大陸には、人の成長に自ら手を貸したいと考えるメンバーが集まっているので、人数が少ないうちは教育のシステムを緻密に設計しなくても自然と人が育っていったんですよね。60人規模になった今は、そういった属人的なものだけではなく、仕組みを運用していくことが必要になってきました。 組織が拡大するに従って、必要な教育体制やサポートも変わってくると思うので、これからは現場の状況をより早く正確にキャッチアップをして、的確な仕組みやサポートを全社に提案していけるようにしたいです。これも、新大陸や自分たちが成長し、組織が拡大したからこその課題であると思いますね。 ※メンター制度=入社半年間、先輩社員が新入社員とペアになり日々の業務指導を行ったり相談相手になったりすることで、一人立ちを支援する制度 木野:「自分の時は研修なんてなかったから、あなたにも必要ないよね?」という姿勢ではなく、自分の時にもあったらより良かったな、と思うことを後輩にしていきたいと思っています。自分が置かれて困った状況は、相仲間に還元するというあり方で、研修も随時ブラッシュアップしていきたいですね。 スキルだけでなくスタンスも大事だと思うので、明確なビジョンをはっきりと示していけるように意識していきたいです。新大陸はまだ若い会社で、走りながら考え続けるような組織です。でも壁にぶつかった時に「何のために」が誰もぶれないように、言葉にして常に皆と共有していくことが必要だと感じています。 小倉:早くテクニックを覚えて一人前を目指すことよりも、そもそも仕事の楽しさ、働く喜びも自分たちは伝えていかないといけないと感じています。知識を詰め込むだけではなく、そういった話も大事にしていきたいです。木野さんが言うように「スキル」も大事ですが「スタンス」はもっと大事。 新人の皆には、お客様との向き合い方や、仲間との仕事の仕方、そういった部分も背中を見せながら、大事に醸成していきたいと思っています。 Q6.未経験の人も入ってくる新大陸ですが、教育を行う上で大事にしていきたいことは? 木野:新大陸は魅力的な会社だけど、整っていないこともまだまだ沢山あります。自分たちのマネジメント力も然りです。拡大してビジョンを達成していくために、そういった課題にも真剣に向き合う姿勢が必要だと思います。教える側も、教わる側も真剣に、本音でぶつかり合うことを求めていきたいです。新大陸はおしゃれサークルではないんですよ。目標に対して壁が現れても簡単に折れない人材を増やしていきたいですね。 小倉:ディレクションという仕事においても、「どこに価値があるのか」をしっかり理解することが大事だと思います。実務や作業自体に価値が発生するのではなく、どれだけお客様のことを思って振る舞い、提案し続けることができるかが大事です。新大陸に入って、常に「この提案がお客様の為になっているのか?」と真剣に考え続けて、成果を出すことにフォーカスすることの大切さを再確認しました。お客さんにとって本当に価値のあるディレクターとは何なのか。そういった哲学も新大陸の強みになっていくと思います。クライアント企業の本当の社員になっているつもりで、接していくべきだと思っています。 大野:今日のディスカッションを経て、教育とはどういうことなのか、改めて再確認できました。小手先のテクニックだけではなく、もっと大事なものがあるなと。スタッフの知識レベルやスキルの標準化と同時に、マインドや意識レベルを上げ続けていくことが、人事の責務でもあるなと思います。

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2024.03.01

【お知らせ】スタッフインタビュー動画を公開しました!

みなさん、こんにちは!この度は新大陸に興味を持っていただきありがとうございます!スタッフインタビューを公開したのでお知らせです 「5年目ディレクターへ7つの質問」と題して、本音を語っていただきました♪––––––––––––––––––––––––––––––小倉(大阪オフィスリーダー/ディレクター)山本(人事)–––––––––––––––––––––––––––––– https://www.youtube.com/watch?v=lW3b1e_rcYM いかがでしたか?新大陸は「強い組織」を目指して、一人ひとりの個性を生かしながら皆で成長していこう!という意思にあふれた会社です。 インタビューを見てさらに新大陸への興味が増した!という方、ぜひ一緒に働いてみませんか? ▼現在募集している職種は以下より確認いただけます。https://shintairiku.net/recruit_archive 皆様からのご応募お待ちしています!