interview

クリエイティブ部門デザイナー

浜松 / クリエイティブディレクター

阿部なつ美

NATSUMI ABE

キャリアステップ

2021年4月

フリーペーパー会社に入社  アドプランナーとして営業・編集業務に従事

2022年6月

同社、デジタルマーケティング事業部に異動 Googleビジネスプロフィールを活用したMEOサービスを担当

2023年3月

市場においてトリプルメディアを活用したWebマーケティングへのニーズを感じたとともに、WEBデザインを体系的に学びたいという思いで新大陸へ入社

2024年4月

クリエイティブディレクター(ディレクター兼デザイナー)としてクリエイティブチームへ転籍

スケジュール

9:00

コンセプトボードの方向性についてディレクターと打ち合わせ

10:00

コンセプトボード作成

11:00

画像班品質向上MTG

12:00

ランチ

13:00

新大陸VI(ビジュアルアイデンティティ)制作に向けてワーク

15:00

広告クリエイティブ作成

17:00

社内報デザインをCanvaで編集

インタビュー

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現在の仕事内容について教えてください

広告やチラシなどの必要なクリエイティブを制作し、デザインを手がけることです。また、クライアントごとにデザインの方向性を決め、HPやSNSでの全てのコンテンツを通じてイメージが伝わるように、デザインの指針となるコンセプトボードを作成しています。これがデザインチームとしての主な業務です。

さらに、より大きな視点で会社としてデザインチームがどうあるべきかを考え、デザイナーの業務効率と生産物の品質を高めるための施策を検討しています。例えば、ディレクターとデザイナーにとってWinwinになるクリエイティブ依頼方法を模索したり、動画チームにマーケティングの知識を浸透させるための勉強会を企画したりしています。こうした取り組みによって、お互いの認識のズレを埋め、より良い成果を生み出せる環境づくりを目指しています。

また、新大陸のビジュアルアイデンティティ(VI)を確立するために、学びを深めながら最適なビジュアル戦略を模索しています。加えて、インナーブランディングの一環として、社内報のデザイン・制作にも携わっています。

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Q.仕事のやりがいはどんな所に感じますか?

私はデザイナーでありながらディレクションにも携わっているので、目の前のお客様が喜んでくれるのももちろん嬉しいですが、それによってエンドユーザーがいいなと思って、エンゲージメントが上がったり、来店数が上がったりすることが本当の目的なので、そこが数値として見えた時にやりがいに感じます。

お客様からいいね〜と言われるのも嬉しいですが、それ以上に成果の出るデザインというところで、アプローチできた時が嬉しい。自分の商品のマーケティング・企画をすることに憧れることもありますが、色々な会社をサポートさせていただき、それぞれの想いのこもった商品販売に関われることにやりがいを感じます。ディレクター業務の中では、さまざまな分析をしていく過程で、会社にとっての正解(仮説)を見つけて対策を考えることが好きです。答えを見つける瞬間がデザインに似ているんです。

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仕事の中で直面した壁はどんなものでしたか? それをどう乗り越えましたか?

着任前は、アカデミックな観点からデザインを学んだ経験がなく、Canvaで少しデザインを作れる程度でした。実際に業務に携わる中で、自分はデザインの基礎を全く理解していなかったのだと痛感しました。そこで、先輩に作成したクリエイティブを添削してもらったり、アドバイスを受けたり、優れたデザインを観察して学ぶことで、必死にレベルアップを図りました。

また、デザインには単なるスキル以上に、「お客様の言葉を正しく受け取り、理解する力」が必要だと気づきました。人生経験も重要で、日々「デザインは奥深い」と感じています。
理論を理解すれば良いデザインが作れるとも言われますが、理論通りに作ったからといって、人の心を動かせるわけではありません。左脳的な論理性も大事ですが、右脳的な感性も不可欠です。プロフェッショナルとして、客観的な視点を持ちつつ、まず自分自身が納得し、心を動かされるものを作ること。そのバランスを日々模索しながら、デザインに向き合っています。

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どんな力が身に付きましたか?

プロジェクトの主体者として動く経験を積みました。マネジメントにも関わる中で、自分は相手の意見を尊重しがちな性格のため、なかなか物事を前に進められないことがありました。全員の意見を反映させるのは難しいものですが、全員が納得して進めていけるように働きかけることはできるので、自信を持って先導していかねばならないな、ということを学びました。
また、デザインには正解がないので、 プロとして主導権を持ち、根拠を示しながら進めていく力が求められます。また、そして、 円滑にプロジェクトを進めるには 、スキルだけでなく、人柄や日頃の行動も大切だと実感しました。
マネジメントに携わるうちに、「人の長所を伸ばすこと」に興味を持つようになりました。チームメンバーの良い部分を引き出し、補い合うことで成長できる環境を作りたいと考えています。また、誰もが自己肯定感を持って働ける職場づくりに貢献できることにやりがいを感じています。

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どんな人が向いていると思いますか? また、どんな人に入ってきてほしいですか?

単に制作するのではなく、ディレクターと協力しながらマーケティングの視点を持ち、お客様やエンドユーザー、さらには市場の動向まで理解した上で、最適なデザインを提案できる人が向いていると思います。

また、デザインに対する学習意欲があり、常に成長し続けられる人が理想です。「このデザインが美しいから」と頑なにこだわるのではなく、様々な要素を踏まえた上で、成果につながるデザインを柔軟に生み出せる人が求められます。

Canvaのようなツールが普及する中で、誰もがそれなりに美しいデザインを作れるような時代になってきた中で、新大陸のデザイナーとしては「独自性」「品質」が高いものが求められています。そのため、意欲的にスキルを磨き、レベルアップし続けられる人と一緒に働きたいです。

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